理学療法

理学療法
Physical Therapy フィジカルセラピー
(Physio-Therapy)

理学療法士(PT)
Physical Therapist フィジカルセラピスト
(Physio-Therapist)

「リハビリ」という言葉にどのような印象を持たれるでしょうか?
また、理学療法というものをご存知でしょうか?

特に、整形外科クリニックでのリハビリは、「電気を当てる」、「牽引する」、「温める」、などのいわゆる物理療法だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それらは「消炎鎮痛処置」という項目に当てはまるものです。当院では、そのような物理療法も実施していますが、運動器疾患に対しては積極的に理学療法を提供しています。

「運動器」とは…

 身体運動 ”動くこと” に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。(日本整形外科学会HPより引用)
 運動器のリハビリテーション治療は、運動器の機能が低下した状態、たとえば骨折、関節リウマチ、骨粗鬆症、変形性膝関節症のような関節が悪くなった状態、頚椎や腰椎が悪くなった脊椎疾患、スポーツによる運動器の障害、また最も頻度が高いと言われる腰痛、肩こりなど、運動器が障害された状態のときに行なわれます。(日本リハビリテーション医学会HPより引用)

個別に適切な理学療法を!

 身体の痛みや運動機能の障害に関わる整形外科分野では、それらを回復させるために運動器リハビリは重要であり、理学療法はその中心的役割を担っています。
当院の理学療法の対象は、整形外科的疾患、手術前・手術後、神経疾患、高齢による運動機能の低下など幅広く対応しており、スポーツ医学にも力を入れています。
 当院には15名の理学療法士が在籍し、すべての対象者には、既存の方法や考え方に捉われず、医学的・科学的視点を重視し、個別に合わせたリハビリ計画を提案します。物理療法的3)な手段も併用しながら、運動療法1)徒手的理学療法2)を主体とし、自己の健康管理ができるようにセルフケアのしかたも提案します。

 リハビリは、スポーツに似ているところもあります。「運動器」の問題を解決するためには、一人ひとりの身体の特徴や障害の違い、動きかたなどから問題を見つけ、それらを改善するため自ら練習することも必要になります。しっかり練習して上手になる。スポーツと似ています。
 リハビリは医学の一部であり、医学は日々進歩します。
我々は、学会への参加や、海外研修、国際的に標準化された講習会へ積極的に参加するなど、世界水準で理学療法が提供できるよう日々研鑽しています。

 
 
  1. 運動療法:ストレッチ、筋力トレーニング、姿勢や身体のバランスを改善するエクササイズなどがあり、身体機能を改善するために自ら行う方法。自主訓練。セルフエクササイズ。
  2. 徒手的理学療法:運動療法を含め、理学療法士の専門的な技術により身体機能の改善を図り、痛みなどの症状を改善する手段にもなる。
  3. 物理療法:熱、電気などを利用した従来の治療機器に加え、当院では体外衝撃波治療器などの最新の機器も揃えている

消炎鎮痛処置

 身体に温熱・寒冷・電気刺激などを加えることで、患部を治療し、症状の緩和・軽減をはかる治療法です。

当院における各物理療法
・ホットパック
・アイスマッサージ
・超音波治療機
・干渉電流型治療機
・超音波骨折治療機(オステオトロンⅢ)

予約の必要はありませんので、診療時間内にお越しください

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